さて試作した結果は・・・結果からいうと失敗でした。
多層化に加え、インピーダンスコントロールの為に
層間厚を厚くし過ぎた為、屈曲性が損なわれるほど
板厚が厚くなっていました。
曲がるのですが、弾性が高くバネのように戻ってしまったのです。
いくら極薄多層板といえど、限度がありました。
・屈曲部の層数を減らす
・屈曲部の幅を最小限にする
・層間厚を見直す
などと言った見直しを行い基板を再作成したところ、
十分な屈曲性が得られ満足のいく製品となりました。
基板設計だけでなく製造・実装さらには基材に関する
知識の重要性に改めて気付かされました。
興味があれば是非お問い合わせください。
@kitaoka