Altium Designerの運用(ライブラリ)

運用を進めていくうえで、良かった点・悪かった点を紹介します。

今回はライブラリについてです。

・良かった点

先ずは導入でも触れましたが、ネット上で公開されているクラウドベースの
ライブラリデータの豊富さです。
何といってもこれを語らずにはいられない!・・・と、個人的に思っています。

シンボル・フットプリントを公開しているサイトも存在はしますが、
エクスポート~インポートにワンクッションが発生するのに比べ、
シームレスに使用できるのが非常に便利です。

とはいえ、回路シンボルのみ存在し、フットプリントや3Dデータが登録されていない
ケースもあって、残念な思いをすることも・・・
(贅沢になっています^^;)

但し、カタログページへのリンクがあったりするので、何かと便利に使っております。

 

・悪かった点

Altiumだから・・・・と言うわけではないのですが、既存ライブラリの移行です。

CADが変わるということは、データの互換性も基本的にありません。
その為、毎度毎度、運用に頭を悩ませることとなります。

コンバーターツールも存在しますが万能ではなく、属性データ等の欠落がある為、
データの補完が必要となります。
使えないというわけではないのですが・・・^^;

現状、弊社ではクラウドベースのライブラリと、新規での追加を併用して運用しております。

次回へ続く

@kitaoka